今回の私鉄、地下鉄、JRのどの駅からも
遠い郊外の美味しい料理店は
所沢市南永井の総合地方食品卸売市場内定食屋「定食や澄川」さんです。
所沢インター直近に生鮮食品を扱う卸売市場があり、
美味しい定食屋があると知りました。
限られた営業時間とのことで、昼前に突撃しました。
店の中は既に満席の状態でした。
そこで見たものは
卸売市場で働く人の賄いに食いしん坊の
グルメ客が群がる構図でした。
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皆様は、
所沢インター近くの地方卸売市場と言う
陸の孤島のような場所にポツンと佇む、
幻の名店をご存知でしょうか?
車がなければ辿り着けない絶望的な郊外にこそ、
実はとんでもないお宝が眠っている、
そんな噂を検証すべく、
僕は5月30日の土曜日の昼に、
とある過酷な作戦を決行したのです。
今回の僕の目的はただ一つ、
地方卸売市場の食堂で、
隠れた美味い店を一本釣りする事。
向かった先は、
所沢インター直近にそびえ立つ、
所沢総合食品地方卸売市場。
現地に到着してみると、
お世辞にも豊洲のような活気はなく、
静まり返った雰囲気に、
「本当に大丈夫かこれ・・・/(^o\)」
一瞬だけ脳裏に不安がよぎったワケですが。
食堂の敷地に足を踏み入れ、
和食の「定食や澄川」さんへ、
いざ突入した瞬間に、
そんな心配は一瞬で吹き飛ぶ事となるのです。
さてさて。
店内に入ると、
そこは市場関係者やトラックドライバー、
そして美味いものを嗅ぎつけた、
グルメ食べ歩きの変態さんたちで、
『完全満席状態』
凄まじい熱気が渦巻いておりました。
誰もが美味そうに、
定食や丼をガツガツと貪り食っていました。
ここは戦場のように忙しい場所ですから、
優雅にアラカルトを食い散らかす、
なんて無粋な真似はできません。
僕は品を絞り、
海鮮丼大盛を注文する事に。
しばらくして運ばれてきた、
その丼を見た瞬間、
僕は自分の目を疑いました。
ウニこそ乗っていないものの、
マグロ、
サバ、
アジ、
タイ、
トリ貝、
赤貝、
サザエ、
アカエビ、
ホタルイカ、
穴子、
だし巻き卵が、
これでもかと盛り付けられている
放置すれば崩壊しかねないほどの
ボリューム、
アナゴの煮物と刻み海苔が散りばめられた、
酢飯の上には、
厚切りのデカいネタが、
信じられない密度で敷き詰められており、
『無限海鮮地獄』
と呼ぶにふさわしい、
圧倒的なクオリティだったのです。
ネタを掘っても掘っても、
下から新しい新鮮な魚が出現する、
この悦び。
脂の乗ったマグロはもちろん、
皮を湯引きしたタイや、
湯通しして冷やしたサザエなど、
手間の掛かった仕事が随所に光り、
食通の脳汁を限界まで分泌させにきます。
これにもやしと漬物、
商売上手なあら汁が付いて、
お値段は一人3,000円弱という、
驚異のコストパフォーマンス。
これ、
豊洲で食べたら、
『時価数倍確定』
確実に4,000円弱は、
ブッコ抜かれるレベルですよ。
ふと周りを見渡すと、
忙しいプロの市場関係者たちは、
店の前にあるガラス張りの冷蔵庫から、
刺身や焼き魚の皿をテーブルへ持っていき、
「ご飯の盛りはどうする?」
店員さんに聞かれて注文を完結させていました。
なるほど、
このセルフ定食システムこそが、
プロたちに愛される、
『暗黙了解ルール』
だったワケですな。
何も知らないグルメ客たちが、
海鮮丼やウナギ丼を注文する傍らで、
トラックドライバーたちは、
この超高速システムで、
爆速で胃袋を満たしていたのです。
昼食を終えた僕たちは、
サッサと市場を後にしたワケですが、
千葉の浦安卸売市場と同様に、
この世界のバグのような名店を、
「知っているか知らないか」
ただそれだけの違いで、
人生の満足度が、
天と地ほど変わってしまうと、
改めて痛感させられました。
新座、
朝霞、
練馬、
清瀬、
そして所沢エリアの
グルメスポットとしての、
底知れない奥深さ。
浦和所沢バイパスは、
本当に油断がならない、
魔境ロードだと思うようになりました。
また新たな郊外の美味しい店を探しに、
このルートを活用して、
ガッツリと突撃していきたい、
そう思う今日この頃です。
それでは、
また次回の配信でお会いしましょう。
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