突然ですが、皆様。
新座市のドン・キホーテで買い物を終え、
優雅に車を夕暮れの道で走らせていた時の事。
地図を二度見し、「正気か?」と、
思わず口に出してしまった様な経験はございませんか?
都会の喧騒から、隔離された住宅街のど真ん中。
そこに忽然と姿を現す、
孤高の存在に出会ってしまったのです。
さてさて。
今回、僕が足を運んだのは新座市の片隅。
鉄と油ではなく、静寂と平穏に包まれた住宅密集地にある、
一軒のレストランでございます。
実はこのお店、過去に二度も予約を蹴られておりまして。
三度目の正直でようやく、
『一ヶ月前からの極秘潜入』に、
成功したワケでございます。
現場に到着する、まさに直前の事。
カーナビの解像度が低すぎたのか、
それとも僕の目が、節穴だったのか。
「目的地です」という、
無慈悲なアナウンスだけが虚しく響き。
周囲を見渡しても、ただの住宅街。
冷や汗を流しながらもう50m直進すると、
そこにポツンと平屋の小綺麗なビストロが、
異彩を放って佇んでおりました。
店内にはFM局の空気を、そのまま閉じ込めたような
JAZZが流れ、客層は実に、
『万人ウケを捨てた粋な大人達』ばかり。
注文したのは、フランス料理のフェアウェイど真ん中を、
時速300キロでTGVの如く駆け抜けるようなコース。
味とボリュームの波状攻撃に、
僕はコーナーへと一歩一歩追い詰められ、
心地よい敗北感を味わう事となるのです。
特に、カリフラワーのポタージュ。
ミルクと、カリフラワーと、香草が。
『究極の融合(フュージョン)』を果たしており、
隙のなさを感じさせる逸品。
追加で頼んだパスタすら、
隙あらば僕の味覚を支配してくるワケでして。
将に不便な郊外に、ポツンと佇む一軒家の魅力。
帰り際、夜の住宅街に灯る、小さな店の火を眺めながら。
「絶対再来」を、固く心に誓ったのでございます。
それでは、また!
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